2007年12月14日金曜日

商売の枠組みが変わり続けている

これからは、「ビジネスを造る」人間が生き残る。
働くことの定義も変わるのだ。

「バケツで水を汲み続けるのでなく、パイプラインを作るのである。」
やはり、ラットレースはもう要らない。
資本主義では、金が金を生む。この高度知識社会では、時間の使い方が金を生むのだ。

商売のルールや枠組みが変わり続けている。そう痛切に感じる。

IT革命と呼ばれてかなり久しいが、
2004年頃に起業を考えていた頃と今でも、やはり隔世の感がある。

まったく新しい商売ルールが成立している。そう思う。
ルールは新しくなったのに、その上に成立しているビジネスは
以前の枠組みのままのものが、まだ多数派というかほとんどである。

先にそのルールを検知した人間が勝つんだな。
自分はどこまで察知できているのだろう。不安でもあり、楽しみでもある。

たとえば、B2Cは、ナショナルブランドと小規模事業主の差が、格段に縮まった。
敷居が低くなった。長いスパンで見れば、もう無くなったに等しい。
B2Bは遅れているが。

たとえば、オンラインショップへのクレジット決済の導入も、
サーバーの導入も、SSLもだ。
すべてが、効率化され、低廉化している (価値に見合った価格になった?)。

たとえば、サイボウズもASP化され、
小企業であればグループウェアが数千円で導入できる。
ERPも、DB構築もだ。数年前に億単位の金を積んで大企業が取り組んでいたものが
今や、数千円/月だ。これは価格破壊ではない。もはや枠組み破壊だ。

B.フラーの言っていた、Ephimeralizationが確実に進行しているのだ。

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