2023年3月29日水曜日

ChatGPTの弱点に注目して、事業を見直す方法

ChatGPTとは、自然言語処理の分野で最先端を行く技術です。

2ヶ月使い倒してみて、そのChatGPTの「得意・不得意」を
図にまとめました。





詳細な解説は、ChatGPTのプロンプト集のコラムコーナーに移しました。

2023年2月16日木曜日

ChatGPT という突破口がもたらすもの


話題の ChatGPT を使って、

英会話アプリを実験的に作っています。

駅前留学 → オンライン英会話 → AIチャット英会話

と、時代が変遷するのは確実です。


現在の ChatGPT は黎明期であって、数年後には精度が格段に上がります。

ふと恐ろしいことを思ったのですが....、

そもそも、英会話を学習する必要性自体がなくなるのではなかろうかと。


結構、ラフな日本語で喋っても、

イケている英語にリアルタイムで翻訳できるようになるのは

時間の問題だと思われます。


人と知識の関係性が変わり、「学び」それ自体が再度問われるようになるのではないでしょうか。


私の予想では、ソリューション(課題の解決力)は徐々に不要となり、

創造的と言われる「提案」の仕事さえも、AIが手伝うようになるでしょう。

プランは何個でも、AIが生成してくれますので。


これからの時代、人間に求められる能力は以下のようになるでしょう。


・課題の発見力、問題の定義力

・構想力、未知の領域の開拓力

・未知の場面で、たくさんのプランの中から最適解を見抜く眼力(決める胆力)

・適切にリスクをとる能力。(特に日本企業!)

・説得する能力、人心を掌握する能力、プレゼンテーション能力

・AIに適切に命令を出す能力(プロンプト エンジニアリングと呼ぶらしい)

・倫理的な常識


一言でいうと、

オリジナルで、かつ世間でも通用する(磨かれた)世界観を持つ

ということです。



2020年8月2日日曜日

コロナに思う



このご時世にはいい面もある。

コロナのおかげで日常の有り難さがわかった。
健康の大切さ、社会衛生の必要性もわかった。
中国共産党の危険さと、WHOなど国連の本質もわかった。

だから、感謝することにした。

もちろん、これから少なくとも1、2年は
状況はもっと大変になる時もあるだろう。
オリンピックは多分無理だろうし、
ワクチン開発には、一喜一憂することになるだろう。

私にとって、旅行もままならないこの時期は、
新しいプロジェクト(仕事)の制作・開発と
趣味(音楽、動画制作)と、
スキルアップ(学び直し、新領域)に集中できる
いいチャンスが天から与えられたと
感謝することにした。

婚活は無理のないペースで進めながら、
友人・趣味などでも人の輪を(オンラインで)
広げることにしよう。そして、機会があれば、
一人でも多く、コロナで困っている人の力になろう。

あとは、時間が解決する。
必ずなんとかなるし、霧が晴れたときには
100歩も1000歩も進んでいられるように
今は根を張る時期なんだろう。
幸いなことに、大地は栄養をたたえ、
たくさんの機会も情報もある。

そんなふうに考えたら、
なんだか楽しくなってきた。
コロナのおかげで、もっと頑張れる。

負けねえぞ。
..

2020年2月23日日曜日

武漢肺炎(新型コロナウイルス)今後の想定シナリオ

新型コロナウイルスの感染がもたらすタイムラインを想定しました。
当たらないことを望みます。


 2月  

このまま感染拡大
感染病棟が満床になる
検査数の抑制が海外で問題視される → 抑制解除 → 感染者数が爆増

 3月  

諸外国が日本からの入国を禁止に
日本の工場が続々止まる、工事がとまる、サービスが止まる
物流がとどこおりはじめる
日本のさまざまな店舗で、品薄状態
モノの値段が上がり始める
病院がパンクする。コロナ以外の病人も医療が受けられなくなって死に始める。
一方、中国の感染拡大は、ピークを超えて減少へ

下記の政治決断を行うまで、感染拡大。

・すべての学校および塾の休校 (春休みの延長、4月5月を夏休みと入れ替える、入学式の中止)
・イベント、コンサート、スポーツの禁止
・不必要な外出の禁止、旅行の禁止
・原則、在宅勤務への切り替え
・外出時マスクの義務付け、できなければ最低でも、交通機関でのマスク義務付け

同時に下記の政策が必要

・電気や水などのインフラ維持
・食料流通、資源流通の維持
・病院でのトリアージ
・自衛隊による物資補給、食料配給
・高速道路は、物資輸送・緊急搬送車両に限定し、料金ゲートを休止
・倒産防止策、銀行の融資救済、臨時国債の発行

 4月  

日本にいる外国人に本国から退避勧告
IOCがオリンピックをロンドンで代替開催することを決定(東京オリンピック消滅)
日経平均暴落、円安
海外(ヨーロッパ、アメリカ、南米、アフリカ、インド)で感染拡大が始まる
WHOがようやく緊急事態宣言
食料が配給制に
モノの値段が上がる

 5月  

海外(ヨーロッパ、アメリカ、南米、アフリカ、インド)で感染爆発
うまくいけば、日本の感染者数が減少に転じる
中国はウイルス制圧完了(湖北省以外) → 中国経済の復興開始
抗ウイルス薬の本格投与
国内で企業倒産、店舗閉店が続出(まずは外食、旅行産業から)


 6月  

日本国内工場が徐々に回復、物流も回復、外出の解禁
海外(ヨーロッパ、アメリカ、南米、アフリカ、インド)がめちゃめちゃに。
世界各国で、空路の閉鎖が相次ぐ
代替オリンピック地のロンドンでも感染拡大。
IOCがオリンピックの中止を発表
日経平均回復、円高

 7月  

海外(ヨーロッパ、アメリカ、南米、アフリカ、インド)で都市封鎖。
海外(ヨーロッパ、アメリカ)の株が暴落
日本の感染がおさまる
学校再開

 8月  

日本はウイルス制圧完了、安全宣言

 9月  

日本経済の復興開始

 10月  

海外(ヨーロッパ、アメリカ)、安全宣言
南米、アフリカ、インドは、もっとめちゃめちゃに。

 11月  

ワクチンの完成
コロナウイルス(2021年版)の感染が始まる

 12月  

南米、アフリカ、インドは、もっとめちゃめちゃのまま、
コロナウイルスの変異型が流行


以上です。投資は自己判断で行ってください。

2019年8月8日木曜日

「AI革命」と「IT革命」の違い


最近よく「AI革命」という言葉を耳にします。
AI革命も IT革命のようなインパクトを社会に及ぼすのは確実でしょう。
ただ、ベンチャー企業として両方の「革命」に取り組んで得た感触としては、両者はかなり異質なものです。

結論から述べると、ITは誰でも参加できたが、AIは強者しか参加できないというのが私の実感です。

IT革命と言われたものは、それこそ街のパン屋さんがホームページを作る、といった小さな需要があちこちに生まれ、それに中小零細企業やプリーランスの人が制作を受託するという、裾野の広い変革だったと思います。導入も参入も敷居が低かったのです。

そのことによって、社会にITが大きく広がったのが2000年代初頭でした。その後、SNSが出始めた頃(2010年代以降)から、導入も参入も、徐々に敷居が上がっていき現在に至ります。

さて一方、AI革命の方はどうでしょう。考えてみれば、街のパン屋さんがAIを導入するなんてことは、そうそう起きないことがわかります。導入できるのは、大手自動車メーカー(自動運転)、大手製造業(工場ラインの監視)、大手金融機関(投資の予測、与信審査)、大手通販会社(販促)・・・

そうなんです。

大量のデータを持っている企業しか、導入ができないのです。
ほぼ必然的にAIを利用できるのは大手企業だけとなります。導入の敷居が圧倒的に高いのが、AI革命です。

AIを提供する側の会社も、技術の高度化が進んでいるので、一握りの会社に、大手からの依頼が集中します。

以前のIT革命と比べてみましょう。IT革命初期では、趣味レベルのHTMLでホームページが作れる程度の人でも参入ができて、いろんな会社が、都会にも地方にも勃興しました。

AI業界ではそんな話はあまり聞きません。GAAFAのニュースばかりです。


まとめると、
「IT」は幅広い人間にチャンスを与えた技術。
「AI」は強者がますます強くなる技術。
ということになります。

当社としては、強者になるしかないので、技術の蓄積とアルゴリズムの工夫をこれからも進めていくことに変わりはありません。そして裾野を広げる取り組みも必要だと考えます。

AIで社会が便利で豊かになるというのは一面性に過ぎず、強者がますます強くなり、資本主義を押し進めるものだという面を、厳しい現実として認識する必要があります。

ちなみに国別比較をしてみて、現状の日本は強者ではありません。
AIによる明るい未来への道のりは遠いです。