大衆 → 分衆 → 個衆 といった時代変化の流れで行くと、次に来るのは「雲衆」かもしれない。
地縁血縁でもなく、共同体でもなく、大量生産的でもない。かといって孤独でもない。
興味やキャラクターというつながりで、ネットワーク上にできる見えない結びつき──新しい「縁」の環境ができたわけだ。既存の文化から見れば、目に見えないそれは、けしからぬものかもしれない。
情報の伝達でいえば、マスメディアのように、一方的ではない。メールのように、個別的でもない。受信者が、同時に発信者になる特質(Retweet,Reblogなど)からいえば、「相互メディア」とも言える。
その特長は、
・ロングテール
・集合知
・大数の法則下で規則的でありつつ、でもランダムで変わりやすい
まさに情報の空気化がもたらす変化である。
何を言っているか分からないと思うが、
これを書いている俺も何を言っているか分からないくらいだ。
それほどまでに予測できない未来に、わくわくしてくる ───
2011年3月9日水曜日
次に来るのは「雲衆」
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