2009年2月20日金曜日

どうしてAmazonは勝ち、bk1は負けたのか

2000年代初頭の2大オンライン書店であるアマゾンとBK1。いまや雌雄は決しましたが、友人とその理由について議論しました。孫子の兵法「強国と同盟を結べば、勝ってもその捕虜となる」に思い至りました。



2000年代初等

■Amazon:
(-)弱み:再販制度という参入障壁
新参者=書店の敵、秩序破壊であるとみなされ、東販などの伝統的な取次店から取引を断わられた。

■bk1
(+)強み:伝統的な大手の取次店と仲良し。




経過

■Amazon:
  小規模な取次店と契約してなんとかOPENにこぎつける

■bk1
  大手取次店と組んで順調な滑り出し




その後

■Amazon:
(+)強み:大手と組まない分、「書評」が自由にかける!!!ので、
ユーザーのブックレビュー(書評)の書き込みが充実し、売上拡大の要因となった。

■bk1
(-)弱み:大手の取次店と組んでいるため(出版社とのしがらみがあり)、ユーザーによる書評、ランキングがつけられない




現在、アクセス数で、50対1の差です。

■Amazonジャパン:
(勝)PVランキング 127位 リーチ 0.557%

■bk1: http://www.bk1.jp/
(負)PVランキング 8,595位 リーチ0.012%





まさに孫子の兵法:
「強国と同盟を結べば、勝ってもその捕虜となる 」ですね。

大きいアライアンス先と組むことはメリットとデメリットの両方があるということを、ベンチャーは知っておいた方が良いですね。私はユーザー視点に日々こだわり続けたいと考えます。






 

Googleを浪費せよ

以前、「テレコズム」ジョージ・ギルダー著
http://memologue.blogspot.com/2008/02/blog-post_05.html
の読書メモで書いたように、「帯域を浪費せよ」が2000年代のテーマでした。

では次、2010年代は何か?
私は「Googleを浪費せよ」だと考えます。


実際はウェブサービスであればYahoo!だったり、何でもよいのですが、

・Googleアカウントなども、複数アカウントを取って公私で使い分ける。
・ブログも、趣味別や目的別にいくつも作る。
・iGoogle, GoogleAlert, Googleカレンダーなどに詰め込みまくる
・Gmail追加アカウントをバックアップ&検索用&自分メモ用に使う

が、最近の私の傾向です。





 

「QRコード.jp」始めました。

しばらく放置していたのですが、対応ブラウザも増えてきましたので、
日本語ドメイン「QRコード.jp」の運用を始めました。

日本語ドメインに対応しているブラウザでしたら、下記のリンクで「 QRのススメfor Business 」に飛びます。

【日本語JPドメイン】 http://QRコード.jp/


一旦、QRコード.jpのダミーコンテンツにつながり、そのままステータスコード301でリダイレクトしています。SEO効果のほどは検証中です。





 

2009年2月14日土曜日

アインシュタインの言葉から


「天才は、学者のように
 過去の天才の著作権を大事にせずに、
 天才の作ったものを勝手に盗んで、
 自分のために利用して作品をつくりあげます。
 そうしてできた作品が、将来また遺産として、
 学者に大事にされて保護されてゆく、というわけです」


デジタルコピーの問題を考えるうえでのヒントとして引用。
天才か学者か、我々は姿勢を問いかけられている。

 


 

2009年2月4日水曜日

インターネット検索事業者に提案

キーワードの検索頻度(検索ボリュームと呼ばれる)の情報を、
有料で売ればいいのに。
絶対に買う人、例えばSEO・SEM業者が多いはず。



 

地図と天気のサービスで思う

地図を見るときは、たいてい出かけるときである。
であれば、そこにお天気情報が一緒にあれば便利だ。

地図サイトと、お天気情報サイトは提携すればいいのに。



 
 

ドコモに提案。

ezwebのサイトを見れるiモードアプリを作る。
SBサイトを見れるiモードアプリを作る。

3キャリアが相互乗り入れすると、もっとおもしろい。