2009年4月8日水曜日

このサービスにはやられた!



かわいい女性が入れ替わり立ち替わり、
時刻をお知らせする【時計】です。iGoogleでも使える。
http://www.bijint.com/
手に持った黒板の時刻が変わると共に、写真も別ショットになる。



技術的には、超がつくくらい簡単。
なぜ自分は思いつかなかったのだろうかと思うと、悔しい。
もちろん写真集めるのは労力だろうし(この労力なら楽しいだろうが)、
写真をとるスキルも必要かと思うが。



やっぱり、あまりビジネスとプライベート(?)を分けない方がいいなあと。
楽しいことや趣味を、ひたすら追究していく視点も必要だな。
技術的に高度なことは、決して必須ではないことを再確認し、
とても刺激になりました。

※とはいえ、ここ数日よく上記サーバーが落ちるように
 なってしまっている。
 人気コンテンツを目指すなら、負荷対策は必須かと。
 ひろまった途端、落ちるのはもったいない。










 

2009年3月2日月曜日

売れる技術の作り方

技術だけでは売れるものはできないとよくいわれます。では、足りないものは何なのか?
顧客視点、マネジメント、企画力、営業力・・・書籍もいろいろ出ていますが。

今日は、いくつかのブログで、UI部分やサービス設計にかかわる話がかかれていたのでまとめます。結論としては、自社のゴールを明確にして(なにをもって「まごころ」「やさしさ」とするのかを定める ) → それをユーザーから見える世界から最も「感じられる」ように演出する。になりますが、詳しくは下記。


(1)ゲーム業界のお話
http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/archives/240


・ゲーム技術は全てフェイク技術の積み重ねで成り立っている。
・ゲームの要素技術は、現実にそれが正しいかどうかよりも、「正しいと感じられるかどうか」、すなわち理論的整合性よりも心理的整合性

機械に関わる技術には二つの方向性があるべきだと思う。
■一つは、効率。
いかに安く、いかにコンパクトに、いかに高速に、いかに大量に処理できるかという純粋なマシーンとしての性能の追求である。
効率を追求するという技術は、評価指標がハッキリしているから目標になりやすい。
「業界最大」とか、「世界最小・最軽量」とかが意味を持つ世界である。

■そしてもう一つは、やさしさ
どうすれば気持ちよくその機械を使うことが出来るか、使いたいと思うか、使い続けたいと思うか、を追求していくことである。やさしさとは優しさであり易しさでもある。
今のところその評価指標として広く一般的なコンセンサスが得られているであろうと思うのは、少なくともエンドユーザ向けのUE(ユーザエクスペリエンス)については、なるべく機械の存在そのものを意識せずに済む方が良いとされている。


「よさ」「技術的な優秀さ」よりも、「よく感じられること」「快適さ」のほうが大事なんですね。ユーザーから見える世界を測定して、それを「上手に欺く」こと。虫の良い期待に「応えたように動く」こと。その基準のわずかな差が、売れるか売れないの差なのだろう。関連するエントリーですが、さらに、


(2)ケータイ業界のお話

技術だけでなく真心があることが本当の武器
http://d.hatena.ne.jp/shi3z/20090129

こんな話もあった。
ケータイ業界の開祖の一人であり、元バンダイニュープロパティ事業部部長だった林さんは、今はご自身の会社で、ユーザーサポートをしているのだと言う。

それを聞いて僕は驚いた。

 「社長自らユーザーサポートをされているんですか!?」

 「はい。お客様の苦情に対応するのはね、それ自体コンテンツなんですよ」

そう言われてハッとした。
とても真似できないが、超一流の人というのは、そんなことまで考えて仕事をしているのである。


仕事の成否を決めるのは、数字や分析やスペックや事業計画書であらわされるものではなく、こういった「まごころ」みたいなものなのだろう。バンダイネットワークスはケータイ業界で高い技術力を持つことで有名だが、技術だけでなく「まごころ」があることが本当の武器なのだろう。


こうしてみると、(1)も(2)も、いまのところ客観的な評価指標がない。ある機械をやさしいと感じるかどうかは人それぞれなので、「こうすればやさしくなります」とは断言できない。使う人の立場や習熟度によっても変わってくるし、正解はない。ただ、ゴールを明確にして(なにをもって「まごころ」「やさしさ」とするのかを定める ) → それをユーザーから見える世界から最も「感じられる」ように演出する。...ことがヒントではないかと思った。









 

2009年3月1日日曜日

顧客から見える風景

プロと素人の仕事の違いについて、ためになる考察 がありました。


■素人は「中身」も「見栄え」も同じように丁寧に取り組むが、それゆえに押さえるべきところを詰めきれず、「素人っぽい」仕上がりになる。
■プロは顧客から見える部分=「見栄え」にまず努力を配分するから、押さえるべきところにぬかりはない。そのかわり、見ない部分=「中身」は適当に力をぬいていたりする。

誠実に仕事をしたのに、顧客が馬鹿で評価してくれない、というならそれは「素人」のセリフ。「プロ」はまず「顧客の風景」を最高のものにできるような働きかたをする、という内容だ。要するに、プロなら見栄えから入れよって、話ですね。中身は必要にして十分であればよい。

しかも、顧客の目から見えるものというのは想像以上に少ない。もっといえば全く異なる視点だ。なので、顧客の見る風景を見切ることも「プロの仕事」のうちだという話がためになった。


例:


・プロの大工さんの「仕事」というのは時々いい加減で、見えない屋根裏側の断熱材なんかは無理矢理押し込んでる印象。しかし、目に見える壁紙の「コンマ数ミリ」の段差はきっちりと合わせる。こうしたごくわずかな差というものが効いてくる。

・料理人なら、「味」には何ら関係ない、料理の配置だとか、お皿の色みたいな部分に、プロは素人よりもより多くの努力量を投入する。

・フェラーリの車についている「跳ね馬」の紋章には、けっこうお金がかかっているらしい。紋章はその代わり、けっこういい加減な固定をされていたり、ボディーを外したフェラーリは、内部の配線だとか、エンジンやトランスミッションの構造だとか、必ずしも工学的に突き詰められているわけではないらしい。

・外科系でいえば顧客が評価するのは、痛みの有無と傷痕の綺麗さ。医療技術は見えてない。

http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/archives/222





 

2009年2月20日金曜日

どうしてAmazonは勝ち、bk1は負けたのか

2000年代初頭の2大オンライン書店であるアマゾンとBK1。いまや雌雄は決しましたが、友人とその理由について議論しました。孫子の兵法「強国と同盟を結べば、勝ってもその捕虜となる」に思い至りました。



2000年代初等

■Amazon:
(-)弱み:再販制度という参入障壁
新参者=書店の敵、秩序破壊であるとみなされ、東販などの伝統的な取次店から取引を断わられた。

■bk1
(+)強み:伝統的な大手の取次店と仲良し。




経過

■Amazon:
  小規模な取次店と契約してなんとかOPENにこぎつける

■bk1
  大手取次店と組んで順調な滑り出し




その後

■Amazon:
(+)強み:大手と組まない分、「書評」が自由にかける!!!ので、
ユーザーのブックレビュー(書評)の書き込みが充実し、売上拡大の要因となった。

■bk1
(-)弱み:大手の取次店と組んでいるため(出版社とのしがらみがあり)、ユーザーによる書評、ランキングがつけられない




現在、アクセス数で、50対1の差です。

■Amazonジャパン:
(勝)PVランキング 127位 リーチ 0.557%

■bk1: http://www.bk1.jp/
(負)PVランキング 8,595位 リーチ0.012%





まさに孫子の兵法:
「強国と同盟を結べば、勝ってもその捕虜となる 」ですね。

大きいアライアンス先と組むことはメリットとデメリットの両方があるということを、ベンチャーは知っておいた方が良いですね。私はユーザー視点に日々こだわり続けたいと考えます。






 

Googleを浪費せよ

以前、「テレコズム」ジョージ・ギルダー著
http://memologue.blogspot.com/2008/02/blog-post_05.html
の読書メモで書いたように、「帯域を浪費せよ」が2000年代のテーマでした。

では次、2010年代は何か?
私は「Googleを浪費せよ」だと考えます。


実際はウェブサービスであればYahoo!だったり、何でもよいのですが、

・Googleアカウントなども、複数アカウントを取って公私で使い分ける。
・ブログも、趣味別や目的別にいくつも作る。
・iGoogle, GoogleAlert, Googleカレンダーなどに詰め込みまくる
・Gmail追加アカウントをバックアップ&検索用&自分メモ用に使う

が、最近の私の傾向です。