「わが社は、より高いレベルの品質とサービスを提供することを競争力とし、社員一丸となって生産性の向上とパフォーマンスの向上に努め、成長し続けます」・・・こんな社長談話を聞くとがっかりする。生産性やパフォーマンスの向上だけで競争力を確保できる時代はもう終わっているのだ。
21世紀の日本企業は、何らかの「イノベーション」を起こさないと生き残れない。日本経済全体としてもそうだ。
経済学者のシュンペーター流にイノベーションを分類すると、次の5つになる。
(1)新材料/新要素 material/element innovation
(2)新製法 process innovation
(3)新製品 product innovation
(4)新ビジネス business innovation
(5)新システム systems innovation
ドラッカーは、「今後20、30年の間に、コンピューターの出現から今日までに見られたよりも大きな技術の変化、そしてそれ以上に大きな産業構造、経済構造、さらには社会構造の変化が見られることになる」と喝破した。
現在、ITの用途は利便性向上や効率向上の方がまだ多く、ITビジネスの開拓の余地は、大いに残されている。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/tech/20080118/144779/
これからは、(4)と(5)が大事とのこと。
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